宝塚屈指の歌い手で、雪組トップ娘役の真彩希帆さん。
星組に組替えしてから雪組への再度の異動、そしてトップ娘役にという輝かしい軌跡を追っていきます。

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よりたか英雄市長日誌「蕨市PR大使・宝塚歌劇団の真彩希帆さんから素敵なポスター」より
http://yoritaka.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-1a6d2e.html



真彩さんの星組時代

花組に異動した真彩希帆さんの初仕事はタカスペ。

組替早々の『タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-』でコーラスとして参加しました。
真彩さんはオープニングの「虹の橋渡り続けて」のソロを務めました。

花組公演を普段見ていない他組のヅカファンも歌声の美しさにはびっくり。
「あのソロは誰!?」と評判に。
全組の宝塚ファンに美声を知らしめました。

普通、コーラスの人にソロはないため、異例の扱いでした。
真彩さんの歌声は劇団にも信頼されていたということかと思います!


華々しく幕開けした真彩希帆さんの星組時代は、将来トップ娘役になるための修業時代と言っていいでしょう。
新人公演やバウホール公演でのヒロインを演じ、歌だけでなくヒロインとしてのたたずまいや演技を学んでいきました。


真彩ちゃんの快進撃が始まる♪




2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』でバウホール公演の初ヒロイン。主演は現・星組トップスターの礼真琴さん(95期)でした。

2016年3月~は星組大劇場公演『こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…』で新人公演の初ヒロインを演じます。
新公主演は宙組に異動した紫藤りゅうさん(96期)。

『こうもり』のヒロイン・アデーレの本役は当時の星組トップ娘役の妃海風さん(95期)。
妃海さんも歌の上手いトップ娘役さんでしたし、オペレッタをもとにした作品なのでヒロインの歌の比重が高い公演です。
歌唱力の高さは折り紙付きの真彩さんなので、ファンの期待を上回る新人公演ヒロインでした。

バウ公演と新公のヒロインを演じたことで、この段階で真彩希帆さんはトップ娘役のためのカードをそろえた状態になります。

2017年1月、『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』で2度目のバウホール公演のヒロインを演じました。
主演は七海ひろきさん(89期)でした。

星組時代の真彩さんは、バウホール公演や新人公演でヒロインを務めるだけでなく、徐々に大劇場での本公演でも大きな役を得るようになりました。
いずれも歌唱力の高さは評判になりました。
それだけでなく、ヒロインらしい雰囲気や芝居も身に着けていきました。

「歌劇団だから、歌のうまい人がトップ娘役になってほしい」というファンは多いです。

2016年には『阪急すみれ会パンジー賞』新人賞を受賞しています。

星組組替えが告げられたとき、真彩さん本人は「私は花組ではいらない子なのかしら」と悩んだそうです。
こんなに活躍することになるとは思わなかったのでしょうね。


再びの組替え発表~今度は雪組に


バウホール公演『燃ゆる風』が始まる前の2016年9月30日、またも衝撃の組替え発表がありました。

今度は雪組への組替えです。(同期の有沙瞳さんとのトレードの形)

雪組といえば、花組時代に『ファントム』の「HOME」を歌った相手である望海風斗さん(89期)がいる組。
望海さんがトップ間近と思われていたこともあり、望海さんの相手役としての組替えとファンも感じ取っていました。
そのため、組替え発表はほぼ祝福されていました。


有沙さんのファンだけは複雑な気持ちだったかも💦



11月21日に前雪組トップスター・早霧せいなさん(87期)、前雪組トップ娘役・咲妃みゆさん(96期)の退団が発表されました。

真彩希帆さんの移動後初出演作品となる『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』でトップコンビ「ちぎみゆ」が退団予定。

望海さんと真彩さんのトップコンビの可能性とファンの期待が高まってきました。
でもこの段階では未定でした。


真彩ちゃんの歌声を堪能できるCDが発売されたよ♪
「セ・マニフィーク」もミーマイも素敵💕
ミュージック・サロンで披露された、真彩ちゃん作詞の歌まで入ってる~💕





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